南十字星part2 200212(月)11 JICA SV 加藤眞理

そろそろ新学期がはじまり学校が活気を取り戻す時期になりま した。今回は、夏休み中の教師研修会の様子をお知らせします。

「教師研修会」

3回聖南西教師研修会が、123日から25日にかけて、コロニア・ピニャールで行われました。今年は、全体の教師数がかなり少ないので、昨年と比べると、少々淋しい研修会でしたが、この研修会に初参加の先生達もいらして、今年も熱気あふれる研修会になりました。

外部講師は、アリアンサの栗原章子先生にお越しいただき、既存の教材の活用方法等について講義していただきました。栗原先生は、当日早朝にサンパウロからお越しいただき、日帰りという慌しい日程でしたがご自分の講義以外もその日の全ての研修をご覧頂きました。
今回は、今井さや香先生の模擬授業に、コロニア・ピニャール校の生徒達が、夏休みにも関わらず特別参加してくれました。とても活気のある直説法の授業を実際に見せてくださり、他校の先生達にはとても参考になったと思います。
また、青野静香先生が、昨年の本邦研修で学んだ事を講義してくださいました。
森谷裕実子先生は、「幼児教育の実際」について講義をしてくださいましたが、パソコンで実際の児童の動作を見せながら幼児の成長の様子や特徴を説明してくださり、大変参考になりました。
ピラールの渡辺久洋先生は、「初中級、中級の指導」をして下さいましたが、沢山の教科書を皆で検討する時間もあり、とてもダイナミックな講義でした。
押見創先生は、今年もパソコンの便利な機能を紹介してくださいました。

また、今回、「今後の聖南西の行事」というタイトルで、懇談会を持ちましたが、原たずこ先生が聖南西の全ての行事の歴史等を説明してくださり、それぞれの行事の意義を再確認し、結果として全てを継続する事になりました。
こういう問題は、時間を掛ける必要もあり定例会ではなかなか討議しつくされないと思います。今回、研修会のプログラムに組み込んでくださったので、ゆっくりと皆さんで検討することが出来てよかったと思います。
           
一つ希望するがあります。人と違った意見でも自分の考えを発表していただきたいという事です。違った視点からのご意見は誰にとっても、とても貴重です。決定してしまった後で、「自分はあの時、本当のことを言わなかったけど、本当は違う事を思っていたのよ」というのは、なしにしましょう。

とりあえず自分の思っていることを声に出してください。会議で意見をいう時には、慣れないうちは、ドキドキするかも知れませんが、回を重ねれば緊張せず自分の気持ちを説明できるようになります。正直なご意見を声に出して下さい。
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