南十字星part2 20058()13 JICA SV 加藤眞理

朝夕、涼しい風が吹くようになりました。すっかり秋ですね。   
今月号は、デイ・キャンプの様子と、アイディア集発行について掲載しました。


「第3回 デイ・キャンプ」

3回デイ・キャンプがヴァルゼン・グランジ日本語学校で開催されました。ブラジルの大きな青空に、鯉のぼりが気持ちよく泳ぐ、晴天に恵まれたデイ・キャンプでした。今年の大きな特徴は、プログラム全体に時間的な余裕があり、チーム分けも背の順ではなく参加生徒を学校単位でバランスよく各チームに分けた事にあります。
初めての参加で戸惑いを見せていた生徒も、競技が進むに連れ、徐々に他校の生徒と協力して各競技に臨んでいた。終了する頃には、すっかりチームのメンバーと仲良くなれた様子で、昼休みや帰宅間際には他校の生徒と楽しそうに遊ぶ姿も見られました。

一人の怪我人もなく、生徒は勿論、教師も昔を思い出して(かつて運動会が大好きだったシニア…あまり速くなかったけどリレーの選手でした)楽しめたと思います。生徒達の様子を見ていると、この位の年齢からスポーツや日本語を通じて、他校の生徒と交流することの大切さを認識する事が出来ると思います。授業もそうですが、このようなイベントは準備次第で結果がでます。特に、今日のような事前準備の良いイベントを見ると、運営を担当された教師達は、色々な角度から何度となくシュミレーションしながら検討を重ねてこられたということがよくわかります。本当にお疲れ様でした。快くこのイベントを引き受けてくださったヴァルゼン・グランジ日本語学校の教師、保護者、役員の方々に心より感謝いたします。

アイディア集発行

今年は、昨年より発行が遅くなりましたが、3月にアイディア集を発行しました。今回、初めて原稿を書かれた教師もいましたが、書いてみて「以外と簡単だ」と思われたと思います。「案ずるより産むが易し」と言いますが、まず、書いて下さい。勇気を出して書いてください。後は、シニアに相談すればいいのです。シニアを利用してください。また、青年ボランティアや日本人が赴任している学校は、彼らに相談してください。聖南西の教師の皆さん、来年も頑張って必ず書いてくださいね。忙しさは口実にはなりません。福井シニアの発案で発行を重ねたアイディア集です。後任のシニアにも、継続発行を託しておきます。

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