南十字星part2 2007520()14号 JICA SV 加藤眞理

 昨年から開始した勉強会が終了しました。毎回、10人前後の地 元の先生が出席して下さり楽しく日本語の基礎を勉強してきました。もっと早くに勉強会を開始すれば良かったと後悔しています。また、ピエダーデの柿まつりの様子も載せました。


最後の勉強会

5月19日に最後の勉強会がソロカバで行われました。当日は、朝から雨が降りとても寒かったのですが、15人の先生方が集まってくださいました。
ソロカバでは、土曜日はサンパウロから漫画指導の先生がいらして、1階で漫画教室が開かれていますが、2階の教室で15人の先生方が、「助詞」の勉強と馬までの勉強会で学習したことを復習しました。
日本人にとって、文の中に「助詞」を入れるのはとても簡単です。でも「どうして」と生徒に聞かれたときには、うまく説明できないと思います。
それで、今回は、先生方に「どうして」と質問されたときの答えを考えていただきました。
私が日本語の文法を勉強しはじめた時に、初めて勉強したのが「助詞」でした。
日本人は「は」と「が」を、小学生にもなると自然に正しく使って会話しています。でもそれに一定の
法則があり、その法則に則って使っているとは話している本人も気がついていません。
ですから、その日の勉強会でも、日本人の先生がシニアに「はい、あっています。でも、どうしてですか。」と質問されると、答えに窮してましたね。日本語って、本当に難しいですね。一応、サッと説明しましたが、皆さん理解していただけたでしょうか。




ピエダーデ柿まつり

最後の勉強会が行われた日には、丁度、ピエダーデで柿まつりが開催されていました(5月18日〜20日)。日本語学校でも、書道と折紙のワークショップを出展すると聞いていたので、早速、勉強会の後でピエダーデまで行ってみました。前日には、サンパウロからJICAの次長達も見えたとの事でしたが、当日は、前夜ソロカバに見えた「故郷めぐり」の80人の日系人の方々もいらしてました。ピエダーデでは、色々な農産物が取れますが、特に栗と柿が有名だそうです。初めて柿まつりに行ってみて、規模がとても大きいことと、会館の中に展示されていた柿やその他の沢山の農産物の見事なことに、とても驚きました。
日本語学校では、書道と折紙のワークショップ以外にも、着物や生け花、教科書や辞書、文化に関係のあるものが所せましと展示されていました。午前中の勉強会後に寄られた先生も多く、会場で沢山の先生方にお会いしました。また、ピエダーデの役員、父兄の方々に大変お世話になりました。有難うございました。

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