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*2005年11月26日(土)第1号* JICA SV 加藤眞理 赴任して4ヵ月が経ってしまいました。その間、運動会、作文大会、校内お話大会審査、聖南西お話大会等、行事が立て続けに開催されました。福井シニアの後任として頑張りますのでよろしくお願いいたします。 |
皆さん、こんにちは。
福井シニアが発行した「南十字星」。後任の私が引き継がせて頂きます(月刊紙として毎月中旬発行予定)。福井シニアのように格調高くとは行かないでしょうが、各校の様子や各校共通の問題点などを中心に紙面を作りたいと思います。皆様、ご協力お願いいたします。 もう、すっかり赴任校に馴染んでいますが、遅まきながら7月に赴任した青年ボランティアの先生をご紹介します。
この4ヵ月、各校を巡回させて頂いて参考になる点が沢山有りました。例を挙げると、生徒になるべく日本語を話させるように日頃より発話を重視している学校、授業の最初に勉強の開始頁を、そして授業の最後に当日勉強した最終頁を生徒に日本語で言わせる学校(数字の練習)、毎日、日本式の挨拶もする学校、週1回の頻度で会話の授業をしている学校、生徒のノートに先生が一字一字「漢字」を綺麗に手書きする学校、言葉ゲームで楽しく日本語の復習をしている学校などです。各校の工夫している点を、その学校だけでなく他の学校でも共有してもらい、生徒の日本語理解、日本文化理解の一助にしてもらいたいと思っています。そういう点を中心に発行していきます。
さて、聖南西文化体育連盟教育研究会の最大の行事である「聖南西お話学習発表会」が10月16日にソロカバの文協で開かれました。午前中はお話の発表を、そして午後は余興の発表をしました。お話の部では、各校の代表者が自分の学校を代表しているという自覚を持って余裕ある発表をしてくれました。余興では、各校の生徒の大多数が歌、合奏、劇、ダンス、体操などで1年間の活動の成果を披露してくれました。また、生徒が書いた絵、毛筆、硬筆なども展示しました。今年、この行事に参加しなかった学校も、来年は何かしらの分野で参加して欲しいと思います。
10月30日(日)には、サンパウロの日本語センターで「日本まつり」がありました。当日、同センターで5月に募集したブラジル内の日本語学校に在学する生徒の作品(毛筆、硬筆、作文、絵画など)の受賞者の発表と表彰式も行われました。聖南西文化体育連盟加盟の学校からも沢山の受賞者がいました。来年は更に多くの生徒が応募し、受賞式に参加できるように頑張りましょう。
来月には、日本語能力テスト、終了式、林間学校、クリスマスなどの行事があり、先生も生徒も忙しいと思いますが、1年の最後の月であるとともに、学年の最後の月ですので、最後まで一生懸命に勉強し、元気に楽しく今年を締めくくりましょう。
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