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*2006年7月11日(火)第5号* JICA SV 加藤眞理 早いもので、1年の折り返しの月になりました。そして冬休みが始まります。皆さん、有意義な休みをお過ごし下さい。 |
1年経過 赴任して1年が経ちました。節目のときに、感想を記しておきたいと思います。 @掃除…ブラジルの学校では、生徒は掃除をしないそうですが、日本語学校で掃除をさせないところは殆どありません。どの学校も「自分が汚した所は、自分で掃除をする」という事が徹底されていました。当初は、外で平気でゴミを捨てる大人や子供を見て、文化の違いに驚きました。でも、殆どの学校は生徒に責任を持って掃除をさせています。ご父兄のご理解もあっての事ですが、教師の意識もキチンとしていると思いました。掃除も情操教育の一環だと思います。学校は、沢山の人が勉強に来る所です。次に使う人の身になって、自分で汚したところは自分で掃除をするということが自然の感覚であって欲しいと思います。
Aごみ…皆さんの学校では、ごみの分別をしていますか?殆どの学校では、全部、一緒に捨てていると思います。しかし、ピエダーデでは、4つに分別しています。(ヴァルゼンはもっと徹底しているらしいです)日本で暮らす外国人のトラブルの発端は、殆どの場合、ゴミの捨て方から始まります。日本では、燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビン(色によっても分類)、缶、リサイクル紙などは、全て別々に分けて、指定された日の朝、指定された場所に分けて出します。ブラジルでも、缶は売れるので別になっていますね。狭い国土の日本では、過去に苦い経験をしているので、現在では煩雑なゴミ出しも皆が協力して各自治体ごとに工夫しています。去年、ブラジルに着いて感激していたときに、空港からホテルへ向うバスがチエテ川を通ったとき、生活排水で汚れている川を見ました。かなりショックでした。日本の23倍もの国土を有する国とはいえ、過剰な洗剤の使用は川を汚すだけでなく、人間の環境を確実に悪化させると思います。ゴミの出し方などを考える時に、環境への配慮も考えてみて下さい。
B 躾…給食のある学校は、イビウーナ、ヴァルゼンなどですが、イビウーナもヴァルゼンも躾は徹底していて、先生方がとても気を遣っていらっしゃいました。もうそれが当然になっているので、生徒達は先生が居なくても「いただきます」「ご馳走様でした」がきちんと出来ていました。そして、食べた後は、テーブルの上、椅子の上などを綺麗にして、食器を片付けていました。イビウーナでは、残ったお料理を厨房に片付けるのも生徒の仕事でした。
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Aアイディア集、日本語センターと交流基金に B「ひまわり日本文化センター(ソロカバ)」移転 7月中に「ひまわり日本文化センター」が引っ越します。住所は、追ってメール等でご連絡いたします。電話は変わりません。8月からは新校舎で授業開始です。皆さんも、探検隊と一緒に見にいらして下さい。 C おまけ 何点取れますか?挑戦してみて下さい。 ↓ http://www.atok.com/doriru/?m=npm2902
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