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*2006年12月16日(土)第10号* JICA SV 加藤眞理
聖南西地区の学校では、どこも夏休みに入ったと思います。夏の間の生徒の楽しみの一つに、林間学校がありますね。今年は去年よりも参加人数が少なかったのですが、充実したとても楽しい行事でした。その様子を特集します。 |
今年も、聖南西の9校から60余名の生徒と4名のアジュダンテ、それに27名の教師とソロカバに赴任しているとびきり意気の良い近藤青年(野球)、それにノロエステから3人の先生が参加して下さいました。始まるまでは、どうなる事かと思っていましたが、お天気にも恵まれ、とても楽しい林間学校になりました。
今年は、ピエダーデ日本語学校、文協の施設をお借りしました。とても大変だったと思いますが、快く引き受けて下さり、いろいろとご協力いただきました。
自分の学校の生徒でも曜日や時間が違えば会ったことも無いでしょうし、ましてや聖南西の生徒合同の行事に初めて参加した生徒は、聖南西の他校の生徒達との交流なんて考えてみても想像がつかなかったと思います。12歳から15歳の9校の学校の生徒が一つの場所に集い、力を併せて色んな事に挑戦している姿を見ると、一年で一番忙しい時期(能力試験と修了式)と重なる時期での開催で大変なのですが、教師に何とか来年も頑張ろうという気にさせます。日本語が上手いも下手もありません。みんなで協力して一つの事をやり遂げる事に意味があるのです。見ていると、日本語が上手な生徒は、そうでない生徒のために教師の日本語を訳してやったりお互いに協力し合っていました。
また、中には協調性に欠け教師から注意される生徒もいたようですが、他の面では教師が困っているときに機転を働かせてリーダーシップを取って助けてくれたりしてくれました。生徒の以外な一面を見ましたし、また、生徒も教師の以外な一面を見つけたと思います。
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