南十字星part2 2001010()  JICA SV 加藤眞理

今月22日に、聖南西教育研究会最大のイベントである「聖南西お話学習発表会」が開催されます。その代表者選考会が各校で開かれました。いくつかをご紹介します。


ヴァルゼン・グランジ日本語学校

  916日(土)に、聖南西地区では最初校内お話大会がヴァルゼン・グランジで開催されました。33人の生徒は、お揃いのTシャツとトレーニングウエアを着て、少々緊張した様子でしたが、発表態度は声も大きく、ハッキリ、ゆっくりと実に見事でした。残念ながら写真は無いのですが、1位になった黒木なると君は全審査員から満点を貰いました。幼稚園の生徒も上手に発表できました。

↑立派に発表する幼稚園の生徒 ↑友達の発表を行儀よく聴く生 徒達


ひまわり日本文化センター


  
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20日(水)には、ひまわり日本文化センター(ソロカバ)で発表会がありました。今年は、全生徒が暗唱に挑戦しました。初めてのことなので生徒は当然、戸惑いましたが、平均年齢21歳の4人の教師が頑張って指導しとても堂々と発表できました。中には、折角完全に覚えた文章を途中で忘れてしまった生徒もいましたが、それでも原稿を見ずに最後まで一生懸命に頑張りました。同校の発表会には諸事情により側面から協力しましたので、当日、生徒の頑張る姿を見て思わず胸が熱くなりました。


ピエダーデ日本語学校 

 
929日(金)ピエダーデ日本語学校で、校内お話大会が久しぶりに開催されました。加藤志保青年と広瀬晴美先生が連日、生徒を励まし当日を迎えました。2日前の練習を見学した時には蚊の鳴くような声だった生徒も、当日は大きな声で発表できました。大きい生徒達は移民の勉強の成果を作文にし、お祖父さん、お祖母さん、両親のことを発表しましたが、内容も発表態度も大変良かったので、保護者の方々も生徒達のお話に聞き入っていました。今回の経験は、生徒にとってはこれからの日本語学習における大きな自信に繋がった事でしょう。欠席者が一人もいなかったことも記しておきます。


ピラール・ド・スール校

108日(日)、聖南西加盟校の中で、最後の校内お話発表会が開かれたのがピラール・ド・スール校です。朗読もお話もとても上手に発表できました。幼稚園生の自己紹介も可愛くて内容がとても楽しかったです。教育は、積み重ねの結果が出るまでに時間が掛かりますが、その地道な努力の成果が色んな面で確実に現れている事を、ピラールの生徒は示してくれています。当日は、日本語センターの山田シニアも審査に参加して下さいました。




カッポン・ボニート日本語学校

 発表会ではないのですが練習風景を掲載します。太田先生が孤軍奮闘し生徒もそれに応え頑張ってました。

お話を聞く態度について

友達の発表を静かに聞くことは、発表会での基本的なマナーですが、生徒数の多い学校では長時間になるため、小さい生徒にはとても負担になります。それでも、生徒にも審査させる等の工夫をして「友達の発表を静かに聞く態度」も、発表会等を利用して勉強させましょう。

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